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キルギスの伝統的な織物「テルメ」の工房見学

キルギスの伝統的な織物のテルメ。

カラフルな色合いと、オイモと呼ばれるキルギス民芸特有の模様が特徴的。

地方の小さな村のテルメを作る工房を見学してきた。

キルギスの伝統的な織物テルメ


テルメは、遊牧民の伝統的な移動式住居のユルタを組み立てるのに使われる。
ユルタ内部のいろんなところに巻きつけるヒモとして使用される。


昔キルギス人がユルタに住んでいたころはみんな作れたが、
今ではこれを作ることができる人はかなり減ってきた。

村でもほんの一握りの人だけが作り続けていて、ときどき来る注文に対応している。

キルギスの伝統的な織物テルメ作製


テルメを編む機械は、「スタノック」というロシア語の機械という意味の一般名詞で呼ばれている。

非常に武骨で、昔ながらのおおざっぱなもの。

木の板や棒を組み合わせただけの織り機。


他の国によくあるような機械然とした織り機とはまったく異なる。

遊牧民の国だけあって、織り機もすぐに小さく折りたたんで持ち運べるように考えられているんだろう。


キルギスの伝統的な織物テルメ織る人


様々な色合いの毛糸が織り込まれて行ってテルメは作られる。


糸は刈り取られた羊の毛から紡がれる。
細い糸を何回も紡ぎ合わせて、太い糸にし、それを編み込む。

ユルタを支える重要な役目を担うので、とても丈夫で頑丈。

キルギスの伝統的な織物テルメアップ



キルギスの伝統的な織物で、見た目も特徴的なのでお土産として売れそうじゃないかと思うのだが、
ビシュケクのお土産屋やバザールの民芸品コーナーでも、ほとんど見かけることがない。

キルギス人にとってはあまりに日常的で身近なものすぎて、これがお土産になるとは考えにくいのかもしれない。


急速に近代的な工業製品が入ってきて、昔ながらのものがどんどん失われていくキルギスで、
「テルメ」のような伝統的な民芸品を残していくことは重要だと思うのだが。


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コメントの投稿

非公開コメント

No title

これは暖かいでしょうネ、敷物にもよさそうですし
ただ、大きいものは、継がないといけませんね
こういうもので絨毯を作ったら、存在感ありでしょう。

No title

欲しくなる
一品ですね
人間の
力強さを
感じます
それでは

美しい

原色好きな私にとって、こういう民族系の手芸品は大好きです!
色合いがとても綺麗ですね。
こういう色合いって、日本にあまりない気がしますよね。

No title

>四季さん
こんにちは。
たしかに存在感あるでしょうねー!

キルギスでは絨毯はまた別にフェルトで作った
めちゃくちゃあったかいのがあるんですよ。

シュルダックっていうものなんですけど、
よければ見てみてください^^↓
http://kyrgyzstan.blog24.fc2.com/blog-entry-79.html

No title

>ロボタンさん
こんにちは。
たしかにこういう原始的な織物って人間の強さを感じますね!

No title

>麻友子さん
日本の色合いってやっぱりワビサビなんですかね。
もっと素材感を生かしたものが多い気がしますね。
キルギスは原色ではっきりした色が好まれるみたいです。
広大な雪と草原に囲まれていると派手な色づかいが恋しくなるのかもしれないですね。

No title

ああ欲しい色合いですね。あざやかな色よりこういった物の方が
落ち着きますね。

No title

テルメの配色は元気が出そうでいいですね。
手で織るからこそ、味わいが出るのでしょうね。
「スタノック」は折りたたみが出来るのに、納得です。
日本ははたおりですものね。
おばあちゃんが織っていたのを覚えています。
農耕民族ならでは大きさでした。



先日はありがとうございました

キルギスについては、国名以外何も知らなかったので
過去ログをさかのぼって読んでいました

素晴らしい風景と民族衣装
そして人々の人なつこそうな笑顔と表情に、ついつい夢中になって読み進んでいました
ただ一つ不思議だったのは、みんなちゃんとカメラ目線で撮らせてくれるんですね~
日本ならこうはいきません、不審者扱いですね(^^;
大らかな国民性なのか、親日のせいなのか・・・・ブログ主さまの人柄なのか(^^

このテルメも素敵です
青い空に映える色ですね

Re: No title

>つきあかりさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
色合いいいですよね!
色あせていけばいくほど味が出てもっといい感じになりますよ♪

Re: No title

>ソライエさん
そうですねー。
日本だと大きなはたおり機ですよね。
キルギス人は定住するようになった、今でも
遊牧生活のDNAが色濃く残っていて、身軽さにはいつも驚かされます。

Re: 先日はありがとうございました

>なないろさん

お越しいただきありがとうございます。
過去記事まで読んで頂いて嬉しいです。

ぜひキルギスのことを知ってください♪

人物写真は・・
不審者にならないように、ちゃんと声かけて撮ってますよw

日本で、日本人どうしだと写真撮らせてもらうの恥ずかしいですよね。
私も日本だと見ず知らずの人にお願いすることはほとんどないですが、、
やっぱり外国人なんで、頼んで撮らせてもらいやすいですね。

でも、キルギス人も恥ずかしがり屋な人多いので、実は撮らせてもらうのはいつも苦労しています^^;

プロフィール

SHU

Author:SHU
シルクロードの遊牧民国キルギスで暮らしています。 美しく素朴なこの国の息づかいが聞こえるような写真を撮りたいと思っています!
ご意見ご感想などお気軽にコメントください。

~~~
2011~13年にキルギスに滞在していました。今はほとんど更新していませんが、当時のキルギスの様子が伝わればと思います。


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